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桜の花びらは風に舞い空を漂う。 想いは何処へ・・・あなたの許へ・・・
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娘に体の異変を打ち明けられた日から

早や三ヶ月が過ぎ・・・

街路樹の濃い緑も晩秋の彩りを添えている


病室の窓から 色鮮やかな紅葉が見える

「きれいだね」

そう言い笑顔を見せる胸の内は・・・







手術を終え 麻酔冷めやらぬ眉間に縦じわ

吐き気が落ち着き 安らかな寝息を聞きつつ

乱れて解けた髪の三つ編みを直した


幼かった娘の髪を編んだように

あの頃のまま 時が止まったらよかった・・・と

振り返っても詮無いことをふと思う






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娘のお姑さんが
この夏に急逝した

その葬儀の時

参列した親族の
内々の話しで
「今度は赤ちゃんね」

そういう話題になった

困り顔の娘に
よくよく話しを聞くと

職場の検診に婦人科も
含まれていたそうな
その時に
精密検査を勧められ
総合病院へ行ったとのこと

結果は「卵巣のう腫」

手術をすることになり
今日は担当医から家族を
含めての説明があった

MRIの画像を見た瞬間

我が目を疑った

(こういう時は看護師なんて
してるもんじゃないと思う)

おヘソの位置くらいまでの
大きさの腫瘍が見える

卵巣は残すようにしたいが
もしかしたら無理かも
しれない・・・との説明

それはそうだろう

あれだけ大きくなっていては
卵巣を残すのは至難の業
片方しかない卵巣では
妊娠の確率は減るだろう

それも解ってしまう

婿殿は何を感じていた?

今時、子どものいない家庭は
めずらしくもない

が・・・

子どもの欲しい娘は
気落ちしているだろうと思う

「妊娠しない」という結果は
同じでも
妊娠できない・・・のと
出来ないようにしている・・・とは
大違いなのだ

男である婿殿

解っているかい?


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息子のごはんとトイレが遅くなるのが気になり

なかなか職場の飲み会にも参加出来ずにいた

というより・・・

今までは参加したい雰囲気ではなかったというのが

正直なところではあるが・・・


夏の恒例となりつつあるビアガーデンでの飲み会

院長直々の誘いもあったが

何よりもこのところの忙しさ続きで久しぶりに

飲んでバカになってみたい思いがあった


飲み会の夜は娘が来てくれることになった

「一年にそう何度もあることでなし行っておいで」

という娘の言葉に甘えることにした










飲み会が終わった翌日・・・

泊まった娘を送り娘宅へ行ったのだけど

車から降りるなり言うのだ

「やっぱり庭に水を撒いてないわ

朝もやってくれてないのかも・・・」と


娘が家を開けると出掛けた時のままになっているか

食事の片付けや掃除もしてないからそれ以上に

家事が溜まっているとか・・・


ほとんど自分の部屋から出ずぼんやり座って

過ごしているかテレビを見ているか・・・が姑さんの

日課だという


同居してからこれまで掃除機など掛けたこともないらしい

自分の部屋でさえも・・・


娘は今・・・週2日だけ仕事に行っているが

仕事帰りに買い物をして帰宅するとすぐに食事の支度に

取り掛かる


婿さんは10時過ぎにしか帰らないので急ぐことはないが

姑さんはそれまで待っていられないと言うので

とりあえず一人分のために準備をするのだとか・・・

そうでないと菓子やパンなどを腹いっぱい食べてしまうと


高血圧や心疾患がある姑さんだから食事の内容にも

気をつけている娘だがその気遣いも無視・・・とか

嫁である以上は仕方ないとは思うものの

据え膳上げ膳・・・掃除付き・・・ではお手伝いさんと

変わりないではないかと


そんなことをさせるために同居を勧めたのではないはず

なのに・・・

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次の日曜日は娘夫婦の引っ越し
少しだけ我が家と近づく

婿さんの夢だった家が完成した

そのために頑張って貯金してたっていうから
たいしたものだ

ふたりで住むには広すぎるくらいだけど
こじんまりとした可愛い家が出来た

3月か4月には婿さんの母親も同居になる

今まではアパートにもふらりと気楽に行けたけど
姑さんが一緒となると・・・そうもいかないね

ちょっと・・・いや・・・かなり複雑

私が住む家じゃないから知らないよ・・・と

意地悪言うのも大人げないから
引っ越しの日は手伝いに行くことにした

娘が大変だから・・・

男では細々としたことまで気が回らないだろうし
ネコの手よりはまだ役に立つかなと思ってね




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時にはぶつかってもいい

喧嘩したっていい

いろんな壁を乗り越えて

本当の夫婦になっていくのだから・・・



今回の事は神様から試されているんだよ

きっと・・・ね


ちゃんと夫婦としてやっていけるか

どうか・・・ってね


どうにも辛い時には話しにおいで

美味しいもの食べながら過ごしたら

少しは楽になれるかもしれない・・・


問題解決にはならないかもしれないけど

逃げる場所にはなれる・・・

いつでも待ってるよ



         駆け込み寺の「はなちゃん」より

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ちょっと呆気に取られてしまった話を・・・


先日・・・

娘が転んで頭をぶつけた話はしたけど
その時に言った婿殿のひと言


「北海道は行けそうだね」


おい・・・おい・・・おい・・・


ドクターから頭をぶつけた後の注意事項の
説明とそれを書いた紙を貰って来ただろうが・・・

娘は「そんな紙は見てない」

そう言ってたけど
どこへやったのかねぇ・・・はぁ・・・


一晩何とも無くたって
毛細血管が切れた場合はジワジワと出血して
血の塊となることもあるから注意するように・・・


そう言っていたドクターの話
婿殿の頭の片隅にあると信じたいが
どうだろうか?


娘にはくどいほど何度も言っておいたが・・・

旅行中に少しでも様子が変だと感じたら
無理せずに北海道で診察を受けるように・・・と

行動を共にしている君が気を付けて
やらないと・・・
私は見ていられないんだからね

頼むよ

旅行中に娘に何かあったら
一生恨むよ・・・君のこと・・・


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午前0時を少し回った頃・・・

見覚えのない電話番号から
携帯に着信があった

気付くのが遅れ留守電に切り替わる
メッセージを聞く


娘が倒れた・・・と娘の友人から


折り返し電話をして聞いてみたところ
お酒を飲んで店を出た直後
転んで頭をぶつけ意識が無くなった(?)

病院へ救急搬送されたらしい

うちから車で15分程度の所にある
病院だったので行ってみると・・・

点滴をされて救急室で休んでいた


泣いている・・・


おでこにタンコブをこしらえ
子どものようにエーンエーンと泣き続ける

ベッドの横では連絡を受けて病院へ来た
婿さんが所在無げにウロウロ・・・


500mlの点滴を2本受けた頃には
かなり話を出来るようにはなったけど・・・

急性のアル中だったのか
頭をぶつけたことによる意識レベルの低下
だったのか・・・

頭のCTは今のところ異常なし

だが・・・

時間が経った後で毛細血管から
ジワジワと出血した血液が塊となり
脳を圧迫し神経症状が出てくることもある

頭痛や吐き気・・・意識レベルに
気を付けなければならない

ということで

うちで一晩様子見ることにした


タンコブが出来たとこは痛いらしいが
帰って来てからも異常なく
お昼過ぎに婿さんが迎えに来て
帰って行った・・・


やれやれ・・・人騒がせな・・・

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蘭麝(らんじゃ)
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69
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誕生日:
1955/04/11
職業:
看護師
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ドライブ、温泉、山、香
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