風呂上りの醍醐味だ

熱過ぎるくらいの風呂が好き。
入った時は少しぬるめ・・・
浸かりながら追い炊きして、皮膚がチリチリする
まで熱くする。

体にはよかないけど・・・

湯気が出るほど温まった風呂上りは・・・これだよ。

ぐぐっと・・・ビール！

と言いたいとこだけど、缶チュウハイなんだなー。

滅多に家では飲まないから、冷蔵庫に買い置きして
ある事はほとんどない。

今夜は、スーパーへ行った時に見つけたチュウハイ
がたまたまあったからね。

さくらんぼのチュウハイ・・・「佐藤錦」
ジュース感覚で飲めてしまう。
酒好きな人には甘過ぎるかな？

どっかで見つけたらお試しを・・・

新聞の読書欄より

　　　「狂い」のすすめ　　　＝ひろ　さちや著＝

　いじめ自殺や過労死、親殺し・子殺し、耐震偽装、
官製談合・・・今の世の中どこか狂っている。
狂い歪んだ社会の中で、現代人は先が見えない不安
や焦燥感にかられ、生きづらさを味わっている。
そんな時代に、世間を気にせず主体性を確立して
自由に楽しく生きる術とは・・・仏教思想家として名高い
著者が、仏教の視座を取り入れてわかりやすく語った
人生哲学の書であり、生き方の指南書でもある。

　まず「狂者の自覚」を持つことから始まる。
「金・かね・カネ」の狂奔、目的のための勉強や競争・・・
狂った社会でまともな人間になれば奴隷になってしまう。
そこで狂者の自覚を持てばかえってまともになれる、
つまり本当の人間らしい生き方ができると説く。

　そして「人生は無意味」であり、「生き甲斐は不要｣「後悔
をするな、希望や理想を持つな」と語る。
これは「ひろさちや流」解釈で逆転の発想だ。
人生の意味を求め、世間から押し付けられる「生き甲斐」を
持とうとすれば世間の奴隷になる。
反省や希望･理想を持つことは今の自分を不満に思い、幸せ
になれない。

　人はみな平等に「生まれ、苦しみ、そして死ぬ」、人生とは
それだけのこと。
人生に意味はないとわかれば、生き甲斐を求めず自由に
のんびりと生きられる。
病や老いとも仲良くして、今あるがままの自分を肯定し、
「そのまんま・そのまんま」の哲学で生きよと・・・。

　競争・格差社会、不安の時代といわれる中で、どう生きて
いけばよいのか・・・人は悩み、苦しみ、心の葛藤を覚える。
そんなとき「無理をしなくてもいい、あるがままでいい」と肩の
力が抜けて、解放されたように気持ちがラクになる、本書は
そんな心の処方箋になる。

　ただ、著者が提案する人生哲学は、そこにとどまらない。
仏教でいう「娑婆世界で遊ぶ」感覚で、「人生を力まずゆったり
と『遊び』の哲学で生きて、自由人になれ」と説く。
真面目に働く現代日本人にとって、頭ではわかっていても容易
ではないが、その境地に達してこそ人生の達人なのだろう。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＜評者＞斉藤　弘子　氏



以上、全て新聞より転記。

こういった「哲学書」的な本は縁遠くなるが、
どちらかと言えば「力み過ぎる」傾向にある私には
オススメの一冊かもしれない。

力まず・・・
ゆったり・・・
遊びの哲学で生きる・・・
そのまんま・そのまんま・・・

どれを取っても、私には無いことばかりだから。
本屋に行く機会があったら探してみようと思う。

じっくり、のんびり・・・読んでみたい。