ふたつの淡墨桜

今年も淡墨桜に逢いに行った

桜はいつもの姿で迎えてくれた

　生命力に溢れ強く逞しく・・・

　　太い幹から伸びる枝には
　　　　　清楚な淡いピンク色の衣をまとって・・・








そして　それから５日後の夜・・・

　ライトアップされた桜に
　　　　再び逢うため往復150kmの同じ道を走る


漆黒の闇の中に浮かぶ君は　まるで違う表情をしていた

　　その姿を前に　言葉を失う・・・

山の気・・・緑の気・・・

先月の22日に息子が退院

まだ足元は危ういが

入院した日に比べれば 雲泥の差


よかった・・・とホッとしたものの


入院費の請求書を見て溜め息が出たのも

正直なところ

当分外来に通院しなければならず

母ちゃんは頑張って働かねば・・・









相変わらず仕事は忙しく

こちらも溜め息の連続であり

休みとなれば疲れて何処へ出掛ける

気力も体力も残っていない


挙句に発熱したり散々な休日もあった が・・・


たまには気分転換も・・・と

文化の日にドライブに出掛けた


鬱蒼とした杉や竹林の間を流れる風が心地いい


命の洗濯・・・とは

まさにこういう時を言うのかも

膨らんだね・・・

息子と散歩する御用水跡の桜


膨らんだ蕾の先がピンク色に染まっていた







もう少しだね・・・開き始めるのは・・・


また今年もあなた達に会えるのが


楽しみだよ

水辺に咲いた花・・・

いつもの散歩道


水辺に咲いた春を告げる花・・・水仙


見つけた


誰が植えたんだろう


誰かは知らないけど・・・ありがとう

真っ白・・・

しんしんと降り積もる雪


真っ白な世界・・・


昨年の年明けにも雪が降ったけど
こんなに積もらなかったなぁ

今年最後の桜・・・

週末しか姿を見せない蘭麝でございます

毎度・・・ご無沙汰です



先週の続き・・・ね

あの日は岐阜県根尾に咲く
「淡墨桜」に会ってきたよ

見頃はとうに過ぎ
散り始めていたけど

今年も変わらない姿を見せてくれた桜・・・

また来年までお別れだね

元気で・・・






桜が好きだからあちらこちら見に行ったけど
これまで出会ったどの桜よりも
心魅かれた・・・


気高いその姿に・・・

出会い・・・

　＜おじいちゃんと柴犬＞


犬山城から駐車場に戻る時・・・

この公園の下に木曽川の流れが見えた


そこへ・・・


おじいちゃんと柴犬が散歩に来た

おじいちゃんはベンチに座ってひと休み
犬も隣りに座り・・・ひと休み

声を掛けて近付くと犬は人懐っこく
クンクン・・・匂いを嗅ぎに来る

「お城に来たのかね」・・・と
笑顔がやさしい・・・おじいちゃん

別れ際には「気を付けてお帰りよ」・・・と




ホッとした・・・

ほんわり・・・温かだった・・・