寄り添う・・・

夜空に瞬く数え切れないほどの


星の中から・・・


たったひとつ・・・


あなたという星を見つけた









朽ちるその時まで手を取り


寄り添い・・・


長い道のりをともに歩む

ひとり遊び・・・

ひとりっ子で・・・


親が商売をしてたから


ひとり遊びの得意な子どもだった









オトナになってからもそれは変わらず


ひとりで出掛けることが多かった



ところが・・・



娘が成長してふたりで食事したり
ショッピングしたりするうちに


いつの間にかひとり遊びがつまらなくなった


私のいい所も・・・悪い所も・・・
つらい事も・・・かなしい事も・・・
うれしい事も・・・


何もかもわかっている娘と一緒なら


なんの気兼ねもなく話しもできる



それは当り前のこと・・・



それが友人となると話題にも気を使い


その場の空気も気を使い・・・疲れる


そういう気遣いの必要のない友人を
持たなかった人付き合いの苦手な私だったから


娘が嫁に行ったことで


ひとりぼっちになった・・・という感が人よりも
強いのだろう


先日来のぶつぶつ繰り言はつまりはそういうこと


ひとり遊びが上手なオトナにならないと・・・ね

風そよそよ・・・

鮮やかな緑色の葉桜の下には


濃いピンクや淡いピンク・白のつつじが咲いた


いつもの散歩コース・・・










天気がよくなったと思ったら


待機当番と言って緊急電話用の携帯持ち・・・


はぁ・・・ついてない・・・




わんこを連れて散歩に行くかな


退屈そうに上目遣いで私見てるし・・・



風もそよそよ・・・気持ちいいしね



だけどまだスッピンだし日焼け予防のメイクしたら


散歩行こうねぇ・・・待てっ！だよ

忘れないで・・・

去年植えた忘れな草の種がこぼれて

ひと株だけど芽が出て花が咲いた


花言葉は・・・私を忘れないで


この花のブルーが好き

忘れないで・・・

そう呟きながらひっそりと咲く

その姿が愛おしい

枝垂れ桜・・・

散歩コースにある平屋建ての家


そこの庭に枝垂れ桜の木が２～３本と
ソメイヨシノの木もある


一週間前までは蕾だった枝垂れ桜


金曜の夜に降った雨が上がった後
暖かくなったせいか


今日はほぼ満開


濃いピンク色が鮮やかだった

なんだろうね・・・

淋しい・・・というのとも少し違う


頼りないというか・・・

心細いというか・・・


一人でいることが少し辛いなと
思う日があるんだよね


そうかといって


いつも誰かが近くにいても
それはそれで煩わしいと感じたり

もともとが一人でいる時間が好きだし

勝手なものだ・・・と思う


自分でもよく解らないこういう時は
ただひたすらに
通り過ぎるのを待つしかない・・・

なんだろうね・・・



桜が狂わせたと思っておくことにしよう

桜・・・

５５年前に生まれて

それから３０年以上も暮らし

そして・・・

娘も生まれ育った町に早咲きの桜が咲いた







真冬に戻ったかのような

冷たい風が吹く名古屋で

淡いピンク色の花びらが開いた


この桜の木の下で

幼稚園に通う娘の通園バスを

待ったものである


いろんな想い出が蘇る