桜の花びらは風に舞い空を漂う。
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【いじめと生きる】 第4部「科学的」に考える③脳の中
ふだんはじっとしているが、刺激を受けると立ち上がって
クビを広げて威嚇する。東京・上野動物園のキングコブラ
だ。(中略)
ヒトはなぜいじめるのかー。
この難問に対し、ヘビなど爬虫類の脳に答えを求めるのは
浜松医科大名誉教授(大脳生理学)高田明和(71)だ。
「いじめは爬虫類の脳の暴走なんです」
人間の脳は三層構造だ。高田の表現だと「進化の過程で、
古い脳の上に新しい脳を建て増してきた」。
最も奥には「爬虫類の脳(ヘビの脳)」と呼ばれる脳幹など、
それを哺乳類になって発達した大脳辺縁系、いわば、「イヌ・
ネコの脳」が包む。さらに外側を、霊長類、特に人間になって
発達した大脳新皮質、「ヒトの脳」が覆う。
高田によると、「爬虫類の脳」は「命の脳」ともいわれ、呼吸
や心臓の動きを司る。そして「本能的に自分の縄張りを守って
敵を襲い、排除しようとする」。
「イヌ・ネコの脳」は、相手を敵、あるいは嫌なやつだと感じて
攻撃する。そして、嫌な相手でも許そうか、と考えられるのが
「ヒトの脳」だという。
この三つの脳のバランスが不安定になると、攻撃的になり、
いじめにつながることがある、というのが高田の考えだ。
「原始的な感情で動く『イヌ・ネコの脳』、一番奥底にある『爬虫
類の脳』が理性の脳を追いやり、わがもの顔で脳全体を支配
するからだ」と高田は説く。
高田によると、脳のバランスが崩れるのは「疲れている時、
自信がない時、いらいらしている時」。そのカギと考えられるの
が、脳内の神経伝達物質「セロトニン」だ。精神安定に関係し、
情緒不安定の時には少なくなっているとされる。
(中略)
高田は言う。「誰もが、いじめる脳をもっている。いじめる子は
決して特別ではない。だから、脳のバランスをいかに保たせるか、
から考えないと」
同じ脳科学の専門家でも、京大名誉教授で日本福祉大教授
(認知神経生理学)の久保田競(74)は、考えが違う。
いじめは複雑な行動だとし、本能や衝動ではなく、「快感」から
読み解く。
曰く、「いじめであれ、どんな行動であれ、それを『繰り返す』のは
脳が快感を感じているからだ」。
(中略⇒「快感循環の流れ」について説明)
いじめも、継続的に行われている場合には、脳が快感を感じて
いると考えられる、というわけだ。
「快感を感じている行動に、ただ『ダメだ。やめなさい』と怒っても
効果は少ない。むしろ、やらなかった時にほめて達成感を感じさせ
る、それ以上の快感を感じる別の行動に導く、といった対処が有効
ではないか」
脳科学の知見から、久保田が示すヒントである。
ふだんはじっとしているが、刺激を受けると立ち上がって
クビを広げて威嚇する。東京・上野動物園のキングコブラ
だ。(中略)
ヒトはなぜいじめるのかー。
この難問に対し、ヘビなど爬虫類の脳に答えを求めるのは
浜松医科大名誉教授(大脳生理学)高田明和(71)だ。
「いじめは爬虫類の脳の暴走なんです」
人間の脳は三層構造だ。高田の表現だと「進化の過程で、
古い脳の上に新しい脳を建て増してきた」。
最も奥には「爬虫類の脳(ヘビの脳)」と呼ばれる脳幹など、
それを哺乳類になって発達した大脳辺縁系、いわば、「イヌ・
ネコの脳」が包む。さらに外側を、霊長類、特に人間になって
発達した大脳新皮質、「ヒトの脳」が覆う。
高田によると、「爬虫類の脳」は「命の脳」ともいわれ、呼吸
や心臓の動きを司る。そして「本能的に自分の縄張りを守って
敵を襲い、排除しようとする」。
「イヌ・ネコの脳」は、相手を敵、あるいは嫌なやつだと感じて
攻撃する。そして、嫌な相手でも許そうか、と考えられるのが
「ヒトの脳」だという。
この三つの脳のバランスが不安定になると、攻撃的になり、
いじめにつながることがある、というのが高田の考えだ。
「原始的な感情で動く『イヌ・ネコの脳』、一番奥底にある『爬虫
類の脳』が理性の脳を追いやり、わがもの顔で脳全体を支配
するからだ」と高田は説く。
高田によると、脳のバランスが崩れるのは「疲れている時、
自信がない時、いらいらしている時」。そのカギと考えられるの
が、脳内の神経伝達物質「セロトニン」だ。精神安定に関係し、
情緒不安定の時には少なくなっているとされる。
(中略)
高田は言う。「誰もが、いじめる脳をもっている。いじめる子は
決して特別ではない。だから、脳のバランスをいかに保たせるか、
から考えないと」
同じ脳科学の専門家でも、京大名誉教授で日本福祉大教授
(認知神経生理学)の久保田競(74)は、考えが違う。
いじめは複雑な行動だとし、本能や衝動ではなく、「快感」から
読み解く。
曰く、「いじめであれ、どんな行動であれ、それを『繰り返す』のは
脳が快感を感じているからだ」。
(中略⇒「快感循環の流れ」について説明)
いじめも、継続的に行われている場合には、脳が快感を感じて
いると考えられる、というわけだ。
「快感を感じている行動に、ただ『ダメだ。やめなさい』と怒っても
効果は少ない。むしろ、やらなかった時にほめて達成感を感じさせ
る、それ以上の快感を感じる別の行動に導く、といった対処が有効
ではないか」
脳科学の知見から、久保田が示すヒントである。
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私のことあれこれ
HN:
蘭麝(らんじゃ)
年齢:
69
性別:
女性
誕生日:
1955/04/11
職業:
看護師
趣味:
ドライブ、温泉、山、香
暦
01 | 2025/02 | 03 |
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